月次運用成績です。全てリアル口座のリアルフォワード!
私Canaryは、FX投資において
すくリピ
(=通貨をすくみ状態にしたトラリピ型注文)
を運用しております。
- すくリピ概要と運用設定についてはこちら
【今週の運用成績】
運用損益サマリー
今週のすくリピ運用による実損益 (=実現損益+含み損益) は、前週比で -193,061円 でした!
(累計:-168,100円)
種別 | 実現損益 (A) | 含み損益 (B) | 実損益 (A+B) | 獲得 pips | 決済 回数 |
---|---|---|---|---|---|
累計 | -168,100円 | ±0円 | -168,100円 | 164,214.1 | 3,383回 |
前週比 | -703,361円 | +510,300円 | -193,061円 | +18,415.9 | +179回 |
昨年10月から開始した本取り組みも、今週ついに実損益がマイナスに突入してしまいました。
・・・この「マイ転」を機に、これまでの結果を一度立ち止まってきちんと振り返りたく、ひとまず全取引を停止 → 全決済しました。
ここは勇気ある!?一時撤退💦
下の表はグループ別のサマリーです。
全グループとも前週比でマイナスと言う大変厳しい週でした。
累計としては、グループ①・④はプラスで終われましたが、③・⑤は10万円超のマイナス結果となりました。
※⑤についてはブローカーがAxioryで、10万円入金+ボーナス10万円で運用していたので、実質の損失としては10万円ちょうどです。
グループ別詳細
Canaryは「すくリピ」で以下の計4グループを運用しております。
※早いものは2020/9/17から稼働しています。また、②は撤退につき欠番です。
- 9すくみ(①) :国内口座を使ったメインポートフォリオ
- 3すくみ×3(③~⑤) :海外ハイレバ口座を使ったチャレンジたち
メイン的グループ①:9すくみ
今週のグループ①の実損益は、前週比で -78,201円 でした。
(累計:+6,549円)
グループ①は何とか累計プラスで終了できましたが、一方向に進んだ通貨ペア「AUDJPY」「EURNZD」が大きくマイナスとなりました。
9すくみの中でも、この2つが特にマイナススワップが大きい通貨ペアということも追い撃ちでした。
含み損+マイナススワップは、実損以上に精神的にダメージ大でした💧
EURAUDは「累計+25万円弱」とダントツの稼ぎ頭ではありましたが、これも (EURNZDに近い動きで) 一方向に進みがちの通貨でしたので、安心して見ていられるものではなかったと感じています。
掛けた方向 (ロング/ショート) が良かったという点はありますが、ロットの偏りも大きくは出ずに安定的に稼いでくれたのは、USDJPY、EURJPY、NZDUSD、USDCADでした。
チャレンジ的グループ③~⑤:3すくみ×3
今週のグループ③~⑤の実損益トータルは、前週比で -114,860円 でした。
(累計:-132,382円)
グループ③~⑤の累計損益は、グループ④のみ「+78,636円」のプラスとなりましたが、③・⑤はマイナス結果でした。
スワップポイント的にはトータルでマイナス5万円程度発生し、総損失の43%程度を占めました。
- グループ③~⑤はスワップが全般不利な海外FX業者を使用しており、国内業者を使用しているグループ①と比べるとやはり影響が大きかったと感じています。
(リピート決済益とスワップポイント収支の比率等。) - TariTaliからキャッシュバックも受けてはいましたが、返ってきたのはスワップポイント損失の20%程度となりました
Canary的には、やはりマイナススワップのきつい海外FX業者で「すくリピ」を利益を取れる設定に導くのはなかなかに難しいと感じました。
- 「すくみ」を作る「すくリピ」においては、どうしてもスワップがマイナスになる通貨ペアが出てきますが、海外FX業者では何なら全通貨ペアともマイナスであったりと、マイナススワップがじわじわ効いてきます。
- スプレッドや手数料については、スキャルピングと違って利確幅は大きいので、それほど不利は感じませんでした。
グループ④は累計プラスでしたし、100%無理ということではないですが、ホント難しい💧
殺人通貨ポンドを含ませていたグループ④・⑤については、「行って来い」の展開では大きく値幅が取れましたが、最終的には一方的な動きで損失が急激に膨らむという両面を見ることになりました。
【おわりに】
今週は累計トータルがマイ転したことを機に、再検証+運用見直しのため「すくリピ」の全取引を一旦終了しました。
五月雨式ですが、以下は「すくリピ」を4ヶ月ほど運用してみて感じたことです。
- マイナススワップの影響が思った以上に大きい。
- 「すくみ」にすることにより、どうしてもスワップがマイナスになる通貨ペアが発生。
- スワップがプラスならば逆行局面を戻ってくるのをじっくり待てるところ、「ポジションが増えて含み損と共にマイナススワップもさらに累積」と言う悪循環を耐えきる必要がある。
- さらに今回はマイナススワップが特に大きい通貨ペアの逆行が多かったことも災い。
- 海外FX業者は、現時点では「すくリピ」には余り向いていない。
- 海外FX業者では全通貨ペアともスワップがマイナスになるケースもあり、さらにそのマイナススワップの額も大きい。
- 最大のメリットであるハイレバレッジを活かすとマイナススワップも増加というジレンマ。
- 但し、スプレッドや手数料については、スキャルピングと違って利確幅は大きいのでそれ程の不利は感じない。TariTali等のキャッシュバック口座を使えば軽減も可能。
- 「すくみによるヘッジ効果」はある程度感じられた。
- とある通貨ペアが逆行局面になっても、その他の通貨はプラス方向で思ったより損失が大きくなっていないケースが多く見られた。
- GdTrader EAの機能追加 (最小・最大維持ポジション数の導入) により、「すくみ」をさらに効かせる設定も可能になった。
- 但し、含み損の増え方は指数関数的なので、いかな「すくみ」でも急激な逆行に備えたロット数にしておくことが最も肝要。
上記を踏まえ、運用設定を改善するつもりです。
諦めた訳では全くありません!改善して再開します!
次週中に再開するかはまだ分かりませんが、再開していなければ次回報告はお休みです。
それではまた~。
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