【トラリピEA:GdTrader】実行手順 ~基本編~

アイキャッチ画像 GdTrader
この記事は約10分で読めます。

本記事では、高機能トラリピ型EA GdTrader事前準備内容基本的な実行手順をご紹介します!

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【事前準備】

運用内容の検討

GdTraderを起動する前に、以下の内容を決めておきましょう。

[ 最初に決めておく内容 ]
  • マジックナンバー
  • 取引に使う通貨ペア
  • ロング/ショート
  • 取引ごとのロット数 (通貨数)
  • 取引レンジ
  • トラップ本数
  • 利確幅 ※「利確幅自動設定機能」を使用する場合は不要です。
  • ロスカット値 ※ロスカットをしない運用では不要です。

マジックナンバーとは、EAが各注文に設定する識別番号です。GdTraderのマジックナンバーのデフォルト値は「32980」で、全注文に対し同じ値を設定します。

  • GdTraderを複数起動する場合、(とある注文がどのGdTraderが発注したかものかを識別するため) それぞれ異なるマジックナンバーを設定する必要があります。
  • GdTraderの複数起動は、複数通貨ペア/複数レンジ/両建て等、異なる設定のリピート取引を複数実行する際に必要となります。


取引ごとのロット数については、ご使用になられるFX業者によって基準や最小取引単位が異なりますのでご注意ください。

  • 最小取引単位が0.01ロット=1,000通貨: ほとんどのケース
  • 最小取引単位が0.01ロット=10通貨: XMTrading micro口座
  • 最小取引単位が0.1ロット=10,000通貨: Tradeview ILC口座
おすすめの運用設定は…

CanaryはGdTrader EAを使って、トラリピを複数方向に仕掛ける すくリピ (=通貨をすくみ状態にしたトラリピ型注文) を運用しています。

  • 現在のすくリピの運用設定はこちら

上記を参考にして頂いても一向に問題ありませんが、(リピート系の常として) 資金量/目標金額/許容リスク 等の違いで「利益が物足りない」「ロスカットされてしまった」等、ご自身とは合わない仕掛けになってしまうものですので、ご自身に合う運用設定を是非ご自身でご検討ください。

そのために、GdTraderは詳細パラメータまでご自身で設定できるようにしています。

何かもっといい情報ないの!?と言う方には、鈴さん (トラリピの成功者と言えばこの方!) のサイトをまずはご覧になるのがよいと思います。
#Canaryも大いに参考にさせて頂いています🙇‍♂️🙇‍♂️

PC版MT4のインストールと設定

  1. PC版のMT4インストーラをお使いのFX業者から適宜入手します。
  2. MT4インストーラをダブルクリックし、表示内容に従いインストールします。
  3. MT4を起動後、作成したアカウントでログインし、自動売買ボタンをONします。
  1. Eメール通知機能を有効にしたい場合は、「ツール → オプション → E-メール」の設定項目を適宜設定します。→参考サイト
GmailをSMTPサーバにした場合のEメール設定例
  • 「E-mail通知機能」の概要はこちら
参考記事:Linux (Ubuntu) でのEメール通知設定方法

PC版MT4へGdTrader EAを配置

  1. PC版MT4を起動します。
  2. ファイル → データフォルダを開く でデータフォルダを開き、MQL4 → Experts に移動します。
  1. GdTrader EAのZip圧縮ファイルを ここ から取得します。
  2. 取得したZipファイルを解凍し、解凍されたEAファイル本体「GdTrader_x.y.mq4」を先に開いておいた <データフォルダ>\MQL4\Experts に配置します。
    ※x, yはバージョンを示す数値です。例:GdTrader_1.0.mq4
  3. MT4のナビゲーターパネル上の エキスパートアドバイザ を右クリックし、更新 を選択します。
  1. 配置した GdTrader_x.y (.mq4) が表示されれば配置完了 です。
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【GdTraderの実行手順:基本機能編】

GdTraderの基本的な実行手順をご説明します。

Canary
Canary

ここだけで既存リピート系サービスとほぼ同じことができちゃう!

GdTraderの目玉機能である 利確幅自動設定モード は、デフォルトでONになっていますので、利確幅を拡縮する (係数を変える) 必要が無ければ特に改めて設定は必要ありません。

GdTrader EAの開始手順

  1. PC版MT4を起動します。
  2. 気配値表示パネル上で、取引したい通貨ペアを右クリック~チャート表示を選び、チャートを開きます。
  1. ナビゲーターパネル上で、配置した GdTrader_x.y.mq4 をダブルクリック すると、EA設定ウィンドウが開かれます。
    ※GdTrader_x.y.mq4 をチャート上にドラッグ&ドロップしてもOKです。
  1. 「全般」タブを開き、自動売買を許可する にチェックが入っていなければチェックします。
【全般タブ】
  1. 「パラメーターの入力」タブを開き、必要な内容を入力します。
    ※ここでは基本的な項目のみ説明します。
パラメータ入力画面
【パラメータ入力画面】

初期設定は「ドル円ロング」に合わせた低リスク設定になっています。

  • レンジ: 98円~117.8円 (トラップ先頭98円、トラップ本数100本)
  • トラップ幅: 200points (=20pips)
  • ロスカット: 95円
  • 利確幅: 自動設定 (ATR×100%、早期利確モードOFF)

ご自身が運用したい通貨ペア/資金量/許容リスクに合わせ、適宜変更してから実行してください。

v2.0で一部の入力パラメータの単位を ピップス(pips) → ポイント(point) に変更したため、v1.18までとは互換性がなくなりました。

ピップスは銘柄により定義が曖昧なケースが存在するため、曖昧さのないポイントに統一したと言うのが変更の大きな理由です。

  • v1.18以前からバージョンアップを行う際は、下記の「バージョンアップ手順」に加え、パラメータ「TrapStepPoints」「TakeProfitPointsPerOrder」をポイント換算で再設定 した上で、再稼働をお願いします。
  • 引き続き~v1.18を使用される方は、下記の「バージョンアップ手順」に従い、パスコードの更新のみご対応ください。



■参考:MT4の「ポイント」について

MT4における「ポイント」とは、取引対象通貨ペアの「最小取引単位」のことを指します。

  • 3-digitsの通貨ペア (一般的にドル円等) であれば、「0.001円=0.1pips=1point」になります。
    • 例:~v1.18の「TrapStepPips=20」は、v2.0~では「TrapStepPoints=200」に置き換えください。下の5-digitsも同様です。
  • 5-digitsの通貨ペア (一般的にユーロドル等) であれば、「0.00001ドル=0.1pips=1point」になります。
  • GOLD・株価指数等のCFD銘柄については、ブローカー及び銘柄ごとに異なります。 例えば、TitanFXの GOLD(XAUUSD、2-digits) ならば、「0.01ドル=0.1pips=1point」になります。
パラメータ説明
MagicNumberマジックナンバーを設定します。
⚠複数実行する場合は必ず異なる値を設定してください。
※同じ値を設定した場合の挙動は保証できません。
 全ポジションの強制決済等が発生し得ます。
TakeLongPositionsロング or ショートを設定します。
ロングの場合はtrue、ショートの場合はfalseです。
LotsPerOrder1トラップごとのロット数を設定します。
※デフォルト値の0.01 = 大半のFX業者では1000通貨ですが、
 異なる場合もありますのでご注意ください。(XM micro口座等)
TrapHeadPriceトラップ先頭のエントリー価格を設定します。
ロングの場合は最安値、ショートの場合は最高値を設定します。
TrapStepPips
TrapStepPoints
※v2.0からポイント単位になりました。
トラップ幅 (=トラップとトラップの間隔) をポイント単位で設定します。
※最小単位は1pointです。小数は設定できません。
※本値は「レンジ幅 ÷ (トラップ本数 – 1)」でも導き出せます。
LossCutPriceロスカット価格 を設定します。
ロスカットしたくない場合は0を設定します。
MaxPositions
NumberOfTraps
※v1.12から名称変更しました。
トラップ本数 を設定します。
※FX業者によっては最大ポジション数に上限がありますのでご注意ください。
 例) Tradeview:200、サクソバンク:100。⇒その他のデータはこちら
※「レンジ幅=トラップ本数 × トラップ幅」の関係となります。
AutoTakeProfitPercentage自動利確幅設定モードをONにする場合、1〜500を設定します。
利確幅 = ATR値 × 本値(%) 」となります。
OFFにする場合は0に設定ください。
※デフォルト値は 100(%) なのでONです。
※OFFの場合、下のTakeProfitPipsPerOrderが利確幅になります。
TakeProfitPipsPerOrder
TakeProfitPointsPerOrder
※v2.0からポイント単位になりました。
固定利確幅をポイント単位で設定します。
自動利確幅設定モードがOFFの場合に適用されます。
※デフォルト値は800pointです。
※自動利確幅設定モードがONでも、ATRが取得不可の場合はこの値が適用されます。
【基本的パラメータの説明】
【各パラメータとレンジ幅の関係を示したイメージ図】
  1. 「パラメーターの入力」が完了したら、OKボタンを押します。
    実行内容確認ポップアップが表示されますので、内容を確認して再度OKボタンを押します。
  1. チャート右上のEA名の隣に、 (笑顔の絵文字) が表示されていれば EA起動完了 です。
    ※E-mail送信設定をしてある場合は、[GdTrader] EA started から始まるメールが届きます。

Canaryが実運用中の (トラリピを3すくみに仕掛ける)「すくリピ」をGdTraderで稼働する場合のパラメータ設定例こちら から。

  • 緑色のバー「GdTraderへのグループ⑥/⑦設定方法」をクリックすると、パラメータ設定画面のスクリーンショットがご覧いただけます。
チャート左側に表示される情報について

チャート左側には、EAの有効期限/マジックナンバー/取引設定等が表示されます。


■情報が読みにくい場合の対処方法
チャート左側の情報は、チャート上の色々なものと重なって読みにくい場合がありますので、以下のように設定することをオススメします。

  • チャートのサイズは大きめに。
  • ロウソク足ではなく (より邪魔しない) バーチャート か ラインチャートを選択。
    →図中①
  • ズームインで最大まで拡大。
    →図中②
  • グリッドを非表示にする。
    →[チャート] → [グリッド]
チャート左側に表示される情報の読みにくさ改善方法
【改善方法】
読みにくさ改善後の情報表示
【改善後の情報表示 (ラインチャートの場合)】

GdTrader EAの停止手順

(A) 現在のポジションを残したまま停止する場合

(A-1) 一般的なEA停止手順

PC版MT4アプリにおける一般的なEA停止手順はこれです。


GdTraderを実行するチャート上で [右クリック] → [エキスパートアドバイザ] → [削除] で停止でjきます。

(A-2) GdTraderオススメ停止手順

GdTraderのみ実行可能なオススメ停止手順 です。
※(A-1)の手順は、急いで終了させたいときなどにちょっと面倒です。


GdTraderを実行するチャート上で [Q]キー押下 → [はい] でEA停止が可能です。
# “Q”は Quit の略です。

【[Q]押下時に表示されるダイアログ】

(B) 全ポジションを即時決済して停止する場合

GdTraderのみ実行可能な「全てのポジションを即時に成行決済後、EAを停止する」 手順です。



決済対象は、停止しようとするGdTraderが建てた全ポジション です。
※正確には、GdTraderに設定するマジックナンバーと同一のマジックナンバーを持つポジションのみ決済します。

GdTraderを実行するチャート上で [C]キー押下 → [はい] で上記が実行されます。
# “C”は Close の略です。

【[C]押下時に表示されるダイアログ】

★重要★注意事項

GdTrader EAを使用する際の注意事項です。

大変重要ですので、必ずお読みください。


  1. GdTrader稼働中に「EA監視用オーダー」を取り消したり、逆指値の値を変更したりしないでください。
    ※「EA監視用オーダー」とは、GdTrader-*-Mon のコメントが付いている逆指値 (sell stop) 注文のことです。
  • 注文の取消/逆指値の値変更を行った場合、同一マジックナンバーのポジションを全決済する「即時全決済機能」が動いてしまいますので、即事全決済の目的以外で「EA監視用オーダー」は絶対に取り消さないでください。
  • 「即時全決済機能」と「EA監視用オーダー」についてはこちら
  1. 同一マジックナンバーで複数のGdTraderを同時起動しないでください。
  • 上述の①で説明した「即時全決済機能」が誤作動し、全ポジションが決済されてしまいます。
  • 口座やブローカーが別の場合は同一でも問題ありません。
  1. 各ポジションの決済指値は絶対に変更しないでください。
  • 決済指値の値は、GdTraderからポジションを判別するために使用しています。
    • 例1) 指値が「500000.001」(~v1.18では500.001) のロングポジションは、トラップのインデックスが「1」であることを示しています。
    • 例2) 指値が「0.119」のショートポジションは、トラップのインデックスが「119」であることを示しています。
  • 決済指値を変更すると「そのポジションが約定された」とみなして、別に新しくポジションを建ててしまう場合があります。決して決済指値の値を変更しないようご注意ください。
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【まとめ】

GdTrader EAの事前準備内容基本的な実行手順をご紹介しました!

ご質問や不具合報告は、お手数ですが一番下のコメント欄にお願いします。

  • 拡張機能編はこちら
  • よくあるご質問はこちら
  • GdTraderの無料ダウンロードはこちら
  • GdTraderのセールスポイントと機能概要はこちら
  • GdTraderを使った「すくリピ」の稼働実績はこちら

コメント

  1. らぱんぱら より:

    VPS稼働中になんらかの理由でVPS環境を再起動した場合、再起動前に保有中のポジションは継続保有→情報引き継いで規定値に達したら約定となりますか?

    • Canary より:

      はい。「再起動前に保有中のポジションは継続保有→情報引き継いで規定値に達したら約定」を行います。

  2. らぱんぱら より:

    現在、Exnessのロースプレッド口座で運用させてもらっているのですが、たまに約定拒否が起こります。。
    許容スリッページを設定できるようご検討頂けないでしょうか。(デフォルトはいくらで設定されているのでしょうか・・??)

    • Canary より:

      「約定拒否」とは具体的にどのようなエラーか分かりますでしょうか?
      ⇒可能であれば、発生時のMT4ログを展開頂けると助かります。

      「許容スリッページ」につきましては一律ゼロに設定しております。
      ⇒多くのブローカーではこの値は何の意味もないのですが、Alpari等の一部ブローカーでは逆にゼロ(=無効)にしておかないと、(138:ERR_REQUOTE等で)約定拒否が発生するためゼロ設定とさせて頂いております。

      #スリッページを設定可能にすることは問題ありませんが、まずは原因がスリッページなのかどうかを確認させて頂きたく。。

  3. らぱんぱら より:

    上記に加えて、もう一点質問させて下さい。
    稼働足なんですが、canaryさんのバックテストを拝見したところ、1分足でのバックテストとなっておりました。
    上位足(例えば日足や4時間足など)でも正常に動作しますでしょうか?(ATR値の算出結果が変わる…?などあるのでしょうか?)

    • Canary より:

      ATR値を含めてGdTraderにおいてインジケータ類は(稼働足に関係なく)固定の足を基準に算出していますので、上位足でバックテストを掛けて頂くことは問題ありません。

      ただし、GdTraderは全Tick動くEAなので、バックテストの精度的には1分足がベストであると考えております。

  4. Koussss より:

    記事を拝見してEAをダウンロードさせて頂きました。早速EXNESS のでも口座で、稼動しようとしたのですが、エラーが多発します。エラーCodeは4109です。
    何が原因なのでしょうか?

    • Canary より:

      エラーコード4109は「Trade is not allowed(=トレードが許可されていません)」になります。

      ※当方でもEXNESSのデモ口座で動作させたことはありますが、特に問題は発生しませんでした。

      2点確認させてください。

      実行手順に記載のEA設定ウィンドウ→全般の「自動売買を許可する」はチェックされておりますでしょうか?
      ②EXNESSの口座はリアル口座、デモ口座どちらになりますでしょうか?

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