このページでは、高機能トラリピ型EA GdTrader の拡張機能とその設定方法をご紹介します!
- 基本編はこちら
【GdTrader拡張機能と設定方法】
GdTraderの拡張機能をここからご紹介していきます!
チャリンチャリン感UP!《早期利確モード》
「トレンド逆行時は利確幅を20%に縮小し、こまめに利確していくモード」です。
- 「早期利確モード」の効果検証記事はこちら
■ 想定用途
本機能は、以下のような方にオススメです。
- こまめに利確をしたい
- 逆行時の小反発も細かく捉えたい
- ドローダウンを少しでも低めに抑えたい
■ 設定方法
GdTrader実行時のパラメータ《早期利確モード》に true を設定します。
利幅を伸ばす!《先建てモード》
先建てモードは「相場が順行したら後々建てることになるはずのポジション」を、EA開始時に先に建ててしまう ことにより、利益幅を大きく取るモード です。
■ 想定用途
「この先のトレンドが読めているので (前もって買うことで高値づかみを避けて) 大きく値幅を取りたい」といった用途に使えるモードです。
結果的に、分割利確&再エントリーを
自動で行う感じになります🙌
■ 設定方法
GdTrader実行時のパラメータ《EA開始直後に建てるポジションの数》にご希望のポジション数を設定します。
- 設定する数値はポジション数です。ロット数ではありません。
- 取引レンジが狭い場合は、設定した数が約定されないことがあります。
- デフォルト値は 0 で無効になっています。最大値は 50(個) です。
- トラップ数 を超えた値を設定することはできません。
勝ちを確定して終了!《勝ち逃げモード》
「先建てしたポジションが全部決済されたら、勝ちを確定してEAを停止してしまうモード」 です。
■ 想定用途
トレンドの終端価格が読めている場合等に、
取引レンジ終端まで順行
↓
指定した価格に到達
↓
勝ちで確定し終了!!
のような使い方を想定しています。
■ 設定方法
GdTrader実行時のパラメータ 《勝ち逃げ終了価格》にご希望の価格を設定します。
スマホからも操作可能《ポジション即時積み増し機能》
1個以上のポジションを「成行注文で即時に」積み増しする機能です。
※本機能はv4.0から追加になりました。
■ 想定用途
特にリピート系に慣れている方は、サポレジ/押し目/キリ番等々に達した際に反発を見込んで
ここでもっとポジションを積み増しておきたい!!
と思われた経験がお有りかと思います。
Canaryは (EAとは別に)
手動でポジションを建てたりしていましたが、
これでもうそんな必要はなくなります!
そんな時に役立つのが、この《ポジション積み増し機能》です。
本機能は「実行した瞬間に成行注文でポジションを積み増し」することで、上述の 先建てモード と同様に、利益を大きく取ることを目的としています。
■ 実行方法
監視用オーダー をダブルクリックして「オーダーの発注画面」を開きます。
※スマホアプリの場合は監視用オーダーを長押し→「注文変更」を選んでください。
その上で、決済逆指値(S/L)の値を《すぐ上に表示されている価格 × 積み増したいポジションの数》に設定して確定 します。 たったこれだけ!
監視用オーダー の内容を変えるだけなので、
スマホからでも実行できちゃいますよ!!
[ ポジション即時積み増し機能についての補足/注意事項 ]
■ 相場が想定と逆に動いた場合、含み損をより多く抱えてしまうリスクがあります。
■ 実行と同時に成行でポジションを建てますので、スプレッドが拡大している時間帯での実行はお避けください。
■「相場が順行した場合に、最も早く建つはずのポジション」から順に埋めていきます。
- ロング設定であれば、待ち受け価格が現在値より高いポジションを (現在値で前もって) 約定する形になります。
- ショート設定であれば、待ち受け価格が現在値より低いポジションを (現在値で前もって) 約定する形になります。
- ポジションが既に全て埋まっている (約定済みの) 場合は、何も行いません。
■ 一度に積み増し出来るポジション数は1~10個です。
- 例)「すぐ上に表示されている価格」が 0.010 ならば、「決済逆指値(S/L)」は《0.010 ~ 0.1000》の間で設定してください。
■ MT4のメール設定がされていれば、約定が行われると 約定通知メール が送信されます。
引きつけてからリピート開始!《EA開始トリガー価格》
「EA開始トリガー価格」を設定することにより、とある価格に達するまでは待機 → 到達したらEAを開始することができます。
■ 設定方法
GdTrader実行時のパラメータ 《EA開始トリガー価格》 にご希望の価格を設定します。
一定数のポジションを維持《最大/最小維持ポジション数》
「指定範囲のポジション数をずっと維持させたい」場合に使う機能です。
■ 想定用途
《最大/最小維持ポジション数》を設定することにより、「iサイクル2取引」のような相場追従的な動きが可能になります。
- 《最大維持ポジション数》を超えて新規約定が発生した場合、現在値から最も遠いポジションを成行で損切りし、ポジション数を元に戻します。
- 決済注文が行われたことによりポジション数が《最小維持ポジション数》を下回った場合、成行で新しいポジションを建ててポジション数を回復します。
さらに《最小維持ポジション数》については、すくリピ や両建てにおける、
すくみ/ヘッジを効かせるため、ポジション数を一定以上に保つようにしたい!
と言う用途を想定しています。
Canaryは両方の機能を
実際に設定して実運用しています!
■ 設定方法
GdTrader実行時のパラメータ 《最大維持ポジション数》に「常時維持するポジション数の最大値」、《最小維持ポジション数》に「常時維持するポジション数の最小値」を設定します。
- 《最大/最小維持ポジション数》双方 について:
- 設定する数値はポジション数 です。ロット数ではありません。
- デフォルト値は「0」で無効になっています。
- ストップロス幅 と同時に設定することはできません。
- 《最大維持ポジション数》について:
- トラップ数 を超える値は設定できません。
- EA開始直後に建てるポジションの数 (先建てモード) を下回る値を設定することはできません。
- 《最小維持ポジション数》について:
- 最大値は 50(ポジション) です。
- 取引レンジが狭い場合、ポジション数が《最小維持ポジション数》に達しない場合があります。取引レンジは十分に広く設定ください。
- EA開始直後に建てるポジションの数 (先建てモード) との同時設定も可能ですが、超える値を設定することはできません。
EAが止まっていないか確認《EA監視機能》
「GdTrader EAが正常に稼働しているかを確認できる死活監視機能」 です。
- 本機能の内容についてはこちらを御覧ください。
【まとめ】
GdTraderの拡張機能とその実行手順 をご紹介しました!
ご質問や不具合報告は、お手数ですが一番下のコメント欄にお願いします。
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