このページでは、高機能トラリピ型EA GdTrader のセールスポイントと主要機能 をご紹介します!
【セールスポイント:既存サービスより稼げる!】
GdTraderは、トラリピ同様のリピート注文 (=グリッドトレード) を行うMT4 EAです。
自身の取引利益を最大化したく、私Canaryが制作しました。 2020年9月からリアルフォワードテストを兼ねて実運用しています。
- GdTrader を使った実運用の稼働状況と実績は こちら
トラリピとは、「トラップリピートイフダン」の略称で、マネースクエア社が提供するFXのリピート系サービスです。
以下の動画をご覧になれば一目瞭然!
MT4 (MetaTrader4) とは、MetaQuotes社のFX取引プラットフォーム/ソフトウェアのことを指します。PC用アプリだけでなく、スマートフォン・タブレット用アプリもあります。
EA (Expert Advisor) とは、PC版のMT4アプリ上で動く自動売買プログラムです。スマートフォン・タブレット用アプリ上では動作しません。
例えるなら、MT4はゲーム機本体、EAはゲームソフトのような関係になります。
GdTraderのセールスポイントは、
本家より稼げるトラリピ型EA
とCanary自身は考えており、その理由をここからご紹介していきます。
既存サービスより稼げる理由①:有利なブローカー(取引業者)が選べる!
まず最初に言いたいことは、本家トラリピを含めた既存リピート系サービスは、取引コストが高くスワップポイントも不利なケースが多い ということです。
リピート系は取引回数が多い上にポジションを長く保持しますので、スプレッドやスワップポイント等の 取引コスト低減はリピート系では大変重要なポイント ですよね。
有利な業者を使って
「手動トラリピ」をされてる方も多いかと。
Canaryも以前はLight FXがメイン業者でした。
主要通貨ペアであるUSDJPYの取引コストを、既存リピート系サービスとMT4対応の国内ブローカーとで比較したものが下の表になります。
※残念ながら、現在FXTFの新規ユーザーはEA取引ができません。
ブローカー | USDJPYの スプレッド | USDJPYの 取引手数料 | USDJPYの 取引コスト合計 | USDJPYロングの スワップポイント | USDJPYショートの スワップポイント |
---|---|---|---|---|---|
トラリピ (本家) | 3.0銭~ | 0円 | 3.4銭~ | +2.8円 | -11.2円 |
トライオートFX | 0.3銭~ | 40円 | 4.3銭~ | +8.5円 | -12.5円 |
[MT4] FXTF | 0.1銭~ | 2円 | 0.3銭~ | +1.0円 | -12.1円 |
[MT4] 外為ファイネスト | 0.3銭~ | 0円 | 0.3銭~ | +3.8円 | -9.7円 |
[MT4] OANDA Japan | 0.4銭~ | 0円 | 0.4銭~ | +5.3円 | -7.4円 |
この表からも、MT4対応FX業者を上手に選択すれば、より有利な条件で取引が可能 となることが分かります。
海外ブローカーを含めたら
もっと選択肢が増えますよ!
さらに、GdTrader は利用者が不利になる IB (口座) 縛り も行っていません!
IBとはIntroducing Brokerの略で、FX業者が提供するアフィリエイトプログラムです。
EA提供者が「このリンクから口座を開いて口座番号を教えてください。その口座でのみ使えるEAを送ります。」と言っていたら、ほぼこのIBが当てはまります。
- EA提供者は「EAを提供する対価として、利用者の取引に対して発生するキャッシュバックを得る」という関係になります。
- これ自体は悪い関係とは思いませんが、IBを提供しているFX業者は海外業者しかなく、取引コストや税制の面で不利になりがちです。
GdTraderは、このIB (口座) 縛りは行っておらず、国内FX業者でも問題なく動作します。
また、海外FX業者の場合でも (IB縛りのないGdTraderなら) TariTali等のキャッシュバック還元業者を使ってキャッシュバックを自分で貰うことができ、取引コストを実質下げることが可能となります。
#CanaryもGdTraderでの海外FX業者を使ったチャレンジ取引に、思いっきりTariTaliは利用しています!
既存サービスより稼げる理由②:有利な方向に滑る!
「月曜朝にせっかく上窓が開いたのに、設定幅(指値)ピッタリにしか約定しない」「経済指標が予想外の結果で急上昇したのに、設定幅ピッタリにしか約定しない」 といった、悔しいご経験はないでしょうか?
Canaryは既存のリピート系サービスも数々使ってきましたが、多くは上の絵のように有利な方向にだけ滑ってくれません…。
さらに、既存リピート系サービスだけでなく、実は MT4が使えるFX業者も指値注文が滑らない ケースが殆どです。
じゃあどうしたらいいの?
GdTraderは、全て成行注文にすることで 如何なるFX業者でも滑る ようにしています。
成行注文なので「注文をブローカーに送信した時の価格」と「実際の約定価格」が異なる (=滑りと同じ現象が発生する) のは当然なのですが、ポイントは、
成行注文でリピート系は有利になる
ということにあります!
なぜリピート系は成行注文の方が有利なの?
下の画像は、「利確幅90pips (=900円)」 で GdTrader を実口座で稼働させた際の取引履歴の実例です。
900円を下回るケースもありますが、900円を上回ること(=有利) が多くなっているのがご覧頂けます。
(たまたまなんじゃね…!?)
GdTraderは約定拒否やリクオートによる取引機会を逸することを出来る限り避けるため、許容スリッページを「無効」(=0) に設定しています。
従って、不利な方向に滑ることも勿論ありますので、単純に考えると 成行注文の有利/不利は五分五分になるはず と思われるかも知れません。
しかし実際には、
リピート系に成行注文を使うと、有利な方向に滑りやすい
という実験結果が得られました。
以下のリンク先で詳細を説明していますが、GdTraderは無料でも稼働できますので (※リアル口座は一部制限あり) 嘘か本当かはご自身の目でもお確かめいただければと思います。
別の観点でもう1つ、指値ではなく成行にするメリットがあります。
それは、 ストップレベルを気にしなくて良くなる という点です。
ストップレベルとは、「指値注文や逆指値注文などの待機注文を出す際に、現在価格から最低限開いていないといけない値幅」のことです。
FX業者と通貨ペアによっては、このストップレベルが10pips以上の場合もあり、思惑通りに注文が出せずに取引機会を逸するリスク があります。
成行注文であれば、この「ストップレベルで取引機会を逸するリスク」はありません。
#EA開発観点でも「ストップレベルを考慮する必要がない分ソースコードが複雑化しない」というメリットがあったりします。
【GdTraderの機能概要】
ここからはGdTraderの主要機能を紹介して行きます!
GdTraderはトラリピ型のMT4 EAであり、本家トラリピとほぼ同じことが出来ます!
※トレールストップ注文を除く。
また、GdTraderには本家トラリピや他のトラリピ型EAにはない、以下の機能を備えています!
ATRでおまかせ!《利確幅自動設定モード》
GdTraderの一番の推し とも言える、
ATRに基づいて「利確幅を自動設定」する機能
です!
本機能を使えば、「利確幅は何pipsに設定しよう?」と頭を悩ませることから解放されます!
利確幅設定はこれにおまかせ!
ATRとは、Average True Rangeの略で、かいつまんで言うと「平均の値動き幅」です。
リピート系の運用ではATRをベースに利確幅を決めている方々が多くいらっしゃいます。
[ 利確幅自動設定モードの特徴 ]
■ 利確幅は ATR (260日間の平均値) に連動します。
- ボラティリティが高い通貨ペアは広く、低い通貨ペアは狭く設定されます。
- 過去260日間 (平日のみなら約1年) の相場状況に応じて利確幅が自動で拡大・縮小します。
■ 利確幅の拡大/縮小設定が可能です。
- 係数を0~500%の間で自由に設定が可能です 。
- デフォルトは100%で、「ATR値そのままが利確幅」となっています。
大きく値幅を取る《先建て&勝ち逃げモード》
「先建て」とは?
指定した数のポジションをEA開始時に建ててしまうことにより、値幅を大きく取る機能 です。
想定方向と動きが違った場合に含み損を早く抱えてしまうリスクもありますが、「トレンドが読めているので (前もって買うことで高値づかみを避けて) 大きく値幅を取りたい」といった場合に有効です。
「勝ち逃げ」とは?
先建てしたポジションが全部決済されたら同時にEAを停止し、勝ちを確定してしまう機能 です。
トレンドの終端価格がある程度読めている場合に「端まで来て全部決済したら勝ちで確定」のような使い方を想定しています。
出口を明確化するので、短期売買にも使えそう!
先建てしたポジションの利確幅は初回のみ広くなっています。
1度決済後は通常の利確幅に戻ります。
- 《先建て&勝ち逃げモード》の設定方法はこちら
LINEでお手軽状況確認《LINE通知機能》
EAの開始および注文実行時に、注文の注文内容や口座状況 (現在の資金や実効レバレッジ等) をLINEメッセージで通知する機能です。
また、本機能をONにするとLINEメッセージで定期的に通知を送る「LINE定期通知」が実行され、 GdTrader EAが正常に動いているかの確認に大変便利です。
■ 設定方法
まず、MT4/MT5のツール→オプション→エキスパートアドバイザから「DLLの使用を許可する」にチェックを入れてください。
次に、MT4/5監視ツールのパラメータ「LINEアクセストークン」に、LINE Notify公式サイト (外部) より取得したアクセストークンを設定し、「LINE定期通知間隔」にご希望の間隔 (時間) を設定すればOKです。
- アクセストークンの発行手順は こちら (外部サイト)
資金状況まで確認できる《Eメール通知機能》
EAの開始/停止および注文実行時に、注文内容や口座状況 (現在の資金や実効レバレッジ等) をEメールで通知する機能です。 上述のLINE通知よりも詳細な情報が通知されます。
PC版MT4には取引内容をスマートフォンへPUSH通知する機能が用意されていますが、
「内容が最低限」
「通知がたくさん来ると受信箱が溢れてしまう」
と少々不便です。
また、Eメール通知機能は様々な詳細情報を網羅しているだけでなく、1つのスレッドにまとまって受信箱を溢れさせません。
※まとまる単位は「新規約定通知」「決済約定通知」「EA開始通知」等です。
※どのようにスレッドにまとまるかは、ご使用のメールアプリの仕様によります。
【GdTraderからの約定通知メール】
【Gmailの受信箱】
- 「Eメール通知機能」の設定方法はこちら
EAが止まっていないか確認《EA監視機能》
GdTrader EAが正常に稼働しているかを確認できる、いわゆる「死活監視機能」 です。
「MT4稼働PC/VPSのフリーズ」「ネットワーク障害」「操作ミスによるEA終了」等々による 意図しないEAの稼働停止 は、誰しも遭遇の可能性があります。
EA監視機能は、この意図しないEAの稼働停止を、PCからはもちろん、スマートフォンからも確認可能にします。
相場に動きがない状況では約定が発生しませんので、何の通知も来ないことになりますが、そんな時の「EA、ちゃんと動いてる?」というご不安を本機能が解消します!!
《EA監視機能》の詳細
GdTrader EAを開始すると、以下のような 監視用オーダー を発行します。
監視用オーダーの特徴は「逆指値価格がほぼ “0” のsell stop注文」 であることです。 上の画像はドル円の監視用オーダーの例ですが、逆指値価格が「0.010」(円)と表示されていることが分かると思います。※ユーロドル等の小数点以下5桁の通貨ペアなら逆指値価格は「0.00010」になります。
この監視用オーダーの右下の「時間 (※)」が最終更新時刻 (=EAが最後に動いた時刻) です。
(※) 下記の②・③のケース。①の場合はS/Lの上の時刻がEAが最後に動いた時刻です。
- この最終更新時刻が時間経過とともに更新されていることで、EAが問題なく動き続けている ことが分かります。
ここから、ちょっと話が難解になりますが
ご容赦ください🙇♂️
■ 設定方法
監視用オーダーは特に設定を行わなくても自動で発行されます。 ただし、最終更新時刻の見方が、EA設定の「監視用オーダーの更新方法」にどれを選ぶかによって変わります。
※デフォルトは②です。「無効」を選んだ場合、監視用オーダーは発行されません。
3通りの選択肢を用意している理由は、ご利用のブローカーによっては適応しないものがあるためです。
本設定は、GdTrader ~v4.0で採用していた従来方式です。定期的に口座履歴を汚してしまうため、②または③で何らかの問題が発生した場合にのみ選択してください。
最終更新時刻は「監視用オーダーの発行時刻」に設定され、6時間ごとに更新されます。→ 下図の最終更新時刻が現在時刻より6時間以上経過していればEAは稼働停止していることを意味します。
本例では、MT4サーバの時間で2023/3/28 10:36:45までは少なくともEAが稼働していたことを示しています。
- もし、あなたが確認した時刻がMT4サーバの時間で2023/3/28 16:36:46以降であれば、6時間以上更新されていない=EAが停止している可能性があります。EAを稼働しているMT4を至急確認しましょう。
※本設定の場合のみ「監視用オーダーは6時間ごとに更新される」=「口座履歴に6時間毎にオーダーのキャンセル履歴が残る」=「履歴を汚す」ことになりますが、これは意図した挙動です。
v4.1以降は本設定がデフォルトです。基本的にはこちらを選択してください。
最終更新時刻は「監視用オーダーの有効期限」に+4年の下駄を履かせて設定され、1時間ごとに更新されます。→ 下図の最終更新時刻が現在時刻+4年より1時間以上経過していればEAは稼働停止していることを意味します。
上記の例では、PCの時間で2023/3/28 19:37 (=2027/3/28 19:37の4年前) までは少なくともEAが稼働していたことを示しています。
- もし、あなたがこれを確認した時刻が日本時間で2023/3/28 20:38以降であれば、1時間以上更新されていない=EAが停止している可能性があります。EAを稼働しているMT4を至急確認しましょう。
本設定は、外為ファイネストのように各注文に有効期限が設定される場合 にのみ選択ください。それ以外の場合は②を選択ください。
最終更新時刻は「監視用オーダーの有効期限」に+7日の下駄を履かせて設定され、1時間ごとに更新されます。→ 下図の最終更新時刻が現在時刻+7日より1時間以上経過していればEAは稼働停止していることを意味します。
本例では、PCの時間で2023/3/28 19:37 (=2023/4/4 19:37の7日前) までは少なくともEAが稼働していたことを示しています。
- もし、あなたがこれを確認した時刻が日本時間で2023/3/28 20:38以降であれば、1時間以上更新されていない=EAが停止している可能性があります。EAを稼働しているMT4を至急確認しましょう。
それで、、、結局どれを選択したら良いの?
通常はデフォルトの②のままで問題ありません。
外為ファイネストをお使いの方は③、
②または③で問題が発生する方は①をご選択ください
GdTraderの取引レンジを「あり得ない範囲」に設定することにより、本EA監視機能だけをご利用いただくことが可能です。用途はVPSやPCが異常終了/再起動していないかを検出することです。
パスコードを設定しない試用状態であっても、
本機能は実口座で制限なく使えます!!
■設定例 (ドル円の場合)
以下の3パラメータを変更し、ドル円の取引レンジを「0.010~0.020:あり得ない範囲」に設定してスタートするだけ!チャートの時間足はどれでも大丈夫です。
パラメータ | 設定する値 |
---|---|
トラップ数 | 2 |
トラップ先頭価格 | 0.01 |
トラップ幅 (ポイント) | 10 |
スマホからもOK!《即時全決済機能》
相場の急変前等に前もってEAを止めて全決済する場合に便利な、全決済~EA停止を即時に行う機能 です。
手順は、上述した「監視用オーダー」を削除するだけ。 PCのMT4画面からはもちろん、スマートフォンのMT4アプリからも実行が可能です。
※MT4スマートフォンアプリ上
監視用オーダーを削除すると、監視用オーダーと同じマジックナンバーを持つポジションを (成行注文で) 全決済し、EAは停止します。
※MT4 PCアプリ上
(誤操作しても大丈夫なように) 敢えて本機能を無効化したい場合、GdTrader EAのパラメータ《監視用オーダー削除による即時全決済機能を使う》をfalseに設定して起動するようにしてください。
EA死活監視 兼 口座状況確認!《定刻Eメール通知機能》
毎日定刻に、口座状況をEメールで通知する機能です。
※送信時刻は「夏時間で午前6:00過ぎ」「冬時間で午前7:00過ぎ」です。(いずれも日本時間)
EAが正常に稼働していれば、稼働EA数と同じ数のメールが届きますので、EAが正常稼働しているかどうかを確認できます!
上述の「EA監視機能」と合わせて、EAの死活監視がよりいっそう強化されます。
メール内には「EA情報」「口座情報」「通貨ペアごとのポジション状況を記載したポジションサマリー」「EAパラメータ情報」が記載されます。
【まとめ】
トラリピ型EA GdTrader のセールスポイントと機能概要をご紹介いたしました。
どなたでもダウンロードできますので、お好きなMT4対応FX業者でご利用ください!
みなさまの資産運用に是非ご活用をば!
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